この記事を開いてくださりありがとうございます。「まちづくりと地域交流プログラム」に参加したせりと申します。
ここでは、まちづくりと地域交流プログラムに参加して感じたことや考えたことを皆様にお伝えしたいと思います！

参加のきっかけ

現在大学4年生、周りの友人が就職活動を着々と終える中、未だ自分の将来を決めきれずにいました。今回のプログラムに参加することで、下市で頑張る方々や全国から集まる学生たちと関わり、自分の将来のヒントをもらえるかもという想いがあり応募することを決めました。

プログラムに関するnoteの記事を見てすぐに「行こう！」と決意し、「そういえば下市町ってどこにあるんだろう？」と下市の場所を検索するところから始まりました。

下市での思い出4選

2泊3日、すべての体験や地域の方との交流は順位なんてつけられないくらい楽しい思い出ばかりですが、ここではその中でも印象に残ったプログラムについて書きたいと思います☺︎

工房きえんさんで割箸作り

実際に割箸と箸袋を作る体験をさせていただきました。
下市が割箸発祥の地であること、割箸が作られる工程、職人さんのこだわりによって割箸の形状にも細かな違いがあることなど、初めて知ることばかりですごく学びになりました！

なんでもある定食屋 川富さんで交流会

初日の夜ご飯は川富さんで交流会に参加しました！本当に何でも食べれちゃう定食屋さんでした笑
生姜焼き、鮎の塩焼き、馬刺し...
これから2泊3日を共に過ごす全国各地から集まったメンバーと一緒に食べる夜ご飯と、川富さんの温かい雰囲気がすごく印象的でした！

豊永林業株式会社さんと林業見学

木の伐倒の見学や高性能林業機械に乗るといった貴重な体験をさせていただきました！
手作りの作業道を車で勢い良く登る臨場感や、目の前で大きな木が切り落とされていく瞬間を間近で見て感じる迫力は想像以上でした。作業道は開拓途中で、その一部に釘打ちするといった体験もしました。

林業体験が楽しかった一方で、伐採にかける労力に見合わない販売価格。
今回林業体験に参加しなかったら、林業の厳しさをずっと知らないままだったと思うので、その現実を知ることができて学びになりました。

豊永林業の皆さんはすごく優しくて、どんな質問にも丁寧に答えてくださいました。
私の中では「林業」というものはあまり身近なものではなかったけれど、今回体験したことで、林業に対するイメージは大きく変わりました。

複合施設KITO

3coinsなどを運営する株式会社パルが手掛ける【KITO FOREST MARKET SHIMOICHI】

「木と共に、きっと出会える」というキャッチフレーズからも分かるように、木の自然な暖かさが伝わってくる建物になっていました。
小学校をリノベーションした建物ということで、学校の面影が残っていてどこか懐かしさを感じました。

お昼ご飯は、施設内にあるレストランでパスタやピザを頂きました。テーブルは切った木材をそのまま活用していて、木目が残り暖かい雰囲気でした。赤膚焼の食器が使用されており、地域ならではの食材を使った料理がすごく美味しかったです！

プログラム終了後、1番に思ったことは、「また下市行きたい！」でした(1日目の時点で既に思っていたぐらい笑)。
2泊3日という限られた中で密度の濃い時間を過ごすことができたのは、下市の方々の暖かく迎え入れてくれる雰囲気のおかげだったなとしみじみ思います。

下市に行って感じた魅力3選

たくさん思い出はあって書ききれませんが、ここからは下市で会った人たち・見た景色・体験などすべてまとめて3つ、下市の魅力をご紹介したいと思います☺︎

①人の良さ
これは現地の方もプログラム参加者も口を揃えておっしゃっていたことであり、ありきたりな言葉ではありますが本当に言葉の通り人が良いです！！
出会う人たちみんな、1つ質問すれば5倍、10倍返ってくるくらいおしゃべり好きで、こちらの話も真剣に聞いてくださいました。

②頑張りすぎない。でもやってみる
色んな事業者さんに、「何でこの仕事を始めたのですか？」とお聞きすると、意外と「なりゆきで」とか「気づいたらこうなってた」という方が多かったです。
自分の将来についてぐるぐる考えすぎていたなと気づき、もっと気楽に肩の力を抜いて考えることが今の自分に必要なのかなと思うようになりました。

③自然が豊か
夜は部屋の電気を消して、宿泊先の駐車場でみんなで星を見ました。
写真には写らないけれど、満点の星空(流れ星も5個くらい流れました！)
朝は澄んだ空、昼は太陽の日差しと緑豊かな山々、夜は満点の星空...
特に意識していなくても、自然と目に入ってくる風景は、すごく心が落ち着きました。
普段はあまり見上げない空を見て自分のこと、周りの人のこと、下市のことをのんびり考える時間になったなと思います。

プログラムを振り返って

2泊3日を振り返って1番に思い出すのは、綺麗な景色とまちで出会った「人の顔」です。

「人が良い」、言葉はありきたりですが、実際に足を運んだことで、その言葉は私の中で下市を表す言葉になりました。

今回お会いしてお話してくださった地域の方々はもちろん、次に下市に行く時にはまた違った想いを持って様々なことに挑戦されている方々にもお会いしたいと思いました！

拙い文章ですが、ここまで読んでくださりありがとうございました☺︎
実際に足を運んで自分で知ることで、下市の良さをより一層感じることができると思うし、下市ファンになること間違いなしだと思います。
騙されたと思って一度足を運んでみてください！