「まちづくりと地域交流プログラム」を通して

自己紹介

はじめまして。
まちづくりと地域交流プログラムに参加した早稲田大学3年生の井口と申します。

今回、私は2泊3日で、下市町を堪能してきました!

最終日に帰りたくなくなってしまうほど、下市町のことが好きになりました。
下市町での2泊3日(私は前入りしたので3泊4日)の様子を紹介したいと思います。


1日目(前日入り)

自分は埼玉県に住んでいて、家から下市町まで6時間もかかりました。遠かった。

最寄りの下市口駅に到着すると、匂いが全然違う。木?の落ち着く匂いがします。下市口から20分ほど車を走らせ、泊まる場所であるゲストハウス下市温泉に到着しました。

想像していたよりも綺麗な施設で驚きました。温泉を満喫した後、施設内にあるごんた食堂でカキフライ定食を食べました。カキフライが殻付きで出てきて、豪華です。美味しすぎておかわりしたくなっちゃいました。

↑ カキフライ定食

2日目

今日から「まちづくりと地域交流プログラム」が始まります。

午前中は役場で下市町の取り組みについてお聞きしました。下市町が廃校や空き家をうまく利用し、地域活性化に取り組んでいるというお話はとても興味深かったです。これからのプログラムで実際に見ることができると思うと、ワクワクしました。

午後は工房きえんで割り箸作りを体験しました!普段使い捨てしている割り箸がこんなにも手間をかけてできているなんてと驚きました。割り箸を簡単に捨てることができなくなってしまいます(笑)。

↑ 割り箸の作り方を学ぶ様子
↑ 割り箸づくりを体験する様子

夕食は川富(町内の食堂)で食べました。お店に迷ったら川富にくれば、間違いない。メニューが豊富でなんでもあります。特に串が美味しかったです!

下市町役場、下市町賑わい創出協議会の方々とたくさんお話ししました。皆さん、楽しそうにお仕事をされていました。就活の相談にも親身になって乗っていただき、人の温かみを感じました。


3日目

午前中はつるべすし弥助で次期当主である太郎さんのお話しを聞きにいきました。お店に入ると、まるで「千と千尋の神隠し」に出てきそうな世界観が広がっていました。建物の構造も複雑で、全部の部屋を回るには半日かかりそうです。随所に置かれているものも歴史が詰まっていて、GOODです。特に近松門左衛門の作品が置いてあることには驚きました。太郎さんの「商品の先にお客様がいる」というお話しにはプロ意識を感じました。今回は食事することはできませんでしたが、次は食事しに行きます!

↑ 太郎さんの熱いお話を聞く様子

昼食は「よいよい」の西村さんと柿の葉寿司作り体験をしました。柿の葉を巻くところが難しかったです。最後はとても美味しい柿の葉寿司を作ることができました。シャリが甘く、美味しかったです。是非、他のみんなにも「よいよい」の柿の葉寿司の美味しさを知って欲しい笑。ネットでも買えるみたいなので是非食べてみて!


↑柿の葉寿司作り体験の様子

午後は豊永林業で林業体験をしました。体験場所までの山道はディズニーランドのアトラクション顔負けのドキドキ感を味わえます笑。作業場所では迫力のある木の伐採から重機の操作まで初めて尽くしの体験をしました。とても新鮮でした。最後には、木のお土産までもらっちゃいました笑。


↑ 林業体験の様子


↑ 迫力ある重機を用いた伐採の様子

夕食は地域の事業者の方々と親睦会をしました。役場の方や事業所の方々に熱く語っていただき、良い経験になりました。皆さんのお話が面白く、時間を忘れてしまうほどでした。

4日目

ついに最終日となってしまいました(泣)。

午前中はゲストハウス風の谷とつわいらいとを見学しました。ゲストハウス風の谷には、釜戸や五右衛門風呂がありました。釜戸で炊いたご飯は普段のご飯とは違った味がするはずです。夏には蛍も飛び交うみたいです。是非、夏に訪れたいです。つわいらいとは漫画図書室や前登志夫研究室など見どころがたくさんありました。校舎だった頃の面影がしっかり残っていて、懐かしさを感じました。宿泊施設とは思えないほど見どころ満載で、実際に泊まれることが信じられません。


↑ ゲストハウス風の谷での一枚


↑ つわいらいとでの一枚

午後はKITOを訪れました。KITOは廃校を活用した商業施設です。下市町の強みである木を活かした施設となっています。1階にはレストランと特産品が並ぶお店があります。2階には地域の事業者さんが制作した木の商品が並べてありました。廃校の活用方法の多様さに感心しました。


↑ KITO

昼食はKITOで食べました。みんなでシェアしてたくさん料理を食べました。全部美味しかったのですが、季節限定のいちじくのピザと鹿肉のパスタは絶品でした。次に訪れた時も食べちゃいます笑。


↑ 昼食

KITOを楽しんだ後、ついにお別れの時となってしまいました。最後は帰りたくないと思ってしまうほど、充実した3日間を過ごすことができました。下市町の皆様、プログラム参加者の皆様、本当にありがとうございました。


最後に

3日間本当にありがとうございました。最初は下市町について全く知らない状態でした。しかし、この3日間を通して、最後には帰りたくないほど愛着が湧いてしまいました。今回のプログラムでは、下市町の“人”についてたくさん知る機会がありました。ありきたりな観光地では、観光客からお金を取ることで成り立っていることもあり、あくまで客として扱われていると感じることが多々あります。しかし、下市町では、自分を観光客というよりは、友達?のような居心地の良い関係性で迎え入れてくれました。Noteを見てくださっている皆様、“人”の町「下市町」に是非、訪れてみてほしい!!