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いよいよこれからはじまる下市町

さて、みずぐちです。
前の更新からは4ヶ月が経ちました。
書いてる途中の記事あったけど、
こっちが先かなと思ったのでこっちを更新。

いよいよ明日の7月5日は、
「KITO forest market shimoichi」がオープンします。
3COINSとかをやってる会社のパルが
運営するレストランとか、カフェにマルシェとかある施設。

KITOの外観(下市南小学校の面影そのまんま)

たまたま自分の母校だった
下市南小学校を活用した施設なんです。
学校に通ってた時の思い出とか蘇りますよね。
(そこのわしの同級生よ。ここで同窓会でもしよか。)

たった7年しか使ってなくて、
正直なところ負の遺産にしかなってなくて、
ここの小学校出身なんですよて言いづらかった。

でも、「ここ母校やで!」て
めちゃめちゃ言いたくなってます。


ありがとう。パルさん。
ありがとう。下市町。
下市に生まれてよかったわ。


意味わからんぐらいでかい会社が、
創業者が下市出身ていう縁もあって、
偶然に偶然が重なって下市に来てくれました。
(こないだその創業者さん初めて会えてん)

ぼくは、このKITOからはじまる盛り上がりを
町全体に波及させたくて日々活動してるんです。


これから下市町に期待してください。

これ読んでるみなさんと一緒に下市町を
もっともっとええ町にしたいんです!!!


なんかいよいよスタートで
感慨深くなったので、その気持ちをnoteへ。


ぼくは、このパルの施設が
下市再興のラストチャンスと思ってます。

なんとなくずっとそう思っていて、
前のnoteでもラストチャンスと書いていました。
(それぐらいの危機感持ってやってますの意味)

で、少し前に別の自治体の人に教えてもらった
山形県西川町の地方創生の取組がおもしろくて見ていると、
その西川町の町長の菅野さんのインタビュー記事に衝撃的な文言が。

「人口4000人以下で65歳以上が45%を超える自治体は将来的な再生が極めて困難になる」

菅野さんは、もともと国の官僚で、
内閣官房に在籍していたときの2021年の調査ででた結果らしいです。

さて、下市町はどうでしょうか。
町のホームページによると、
人口は4,491人(2024年6月1日現在)で、
ちょっと資料をめくると、
高齢化率は50.3%(2024年4月30日現在)です。

どうでしょうか?
やばいですよね。ぎりぎりですよね。 

ほんまに今が再興のラストチャンスやんと。
「将来的な再生が極めて困難」の言い回しがまどろっこしいですが、
みずぐちは「データでも下市ほんまにやばいぞ」と思うようになりました。

先日の消滅可能性自治体のニュースありましたよね。
下市町は特に構造的に深刻な自治体になってます。
全国で20ぐらいの自治体だけがそう言われてます。


はい、それぐらいやばいんです。
みなさん自覚ありました?やばいって。

下市町て、全国的にもやばいんですよ。

毎年200人以上の人口が減って、
ぼくが下市を出たときは7,000人ぐらいいたのに
帰ってきたときには5,000人切ってたかな。

ぼくと同世代なんてほぼ住んでなくて、
子どももどんどん少なくなってるのが現実で。
(子どもて将来の下市を映す鏡なんです)

若い世代が引っ越す理由は、
子どものためを思うと、かわいそうだから。

そんな町なんです。


そんな下市をなんとかしたいと思い始めたのが、
だいたい4年ちょっと前で、前の職場に勤めてた。

小さいけどやれることしてたら、
パルさんの話がでてきて、やるならここや!と思って、
仕事も辞めて、個人で活動してたら、
賑わい協議会ができて、自分の力がたまたま役に立って。

去年にいろんなことがうまくいって、
国の補助金を使って、KITOができてからの流れを整えられた。

まずは関係人口です。
つまりは下市に遊びに来る人を増やす。
わかりやすくいうと下市を観光地に。

これからの下市町は、
KITOができるんで、今までと人の流れが変わります。
通過される町に立ち止まる場所ができました。

立ち止まった人たちに
下市町を楽しんでもらうために、
日本遺産を中心とした体験コンテンツができました!!


ちゃんと観光情報も取れるように
ホームページも作って、パンフレットも新しく。
Instagramの発信で下市町のファンもできてきました。


次の仕掛けもあります。
山の遊び場プロジェクトしてたり、
若い人を呼び込むプロジェクトをしたり。

役場の人たちと一緒に
遊びに来た人をリピーターにしたい。
下市がその人らのふるさとみたいにしたい。
と言いながらやってます。

国の補助金の申請なんて、
何本出したかわからんぐらい出してる。
(頼む。この宝くじ当たってくれ!!!)

このKITOに来る人たちの力、
下市町に遊びに来る人たちの力を借りて
下市町をもっともっとええ町にしたいんです。
だから、「あそびにきぃや奈良しもいち」なんです。

もちろん住んでいる人の力が
いちばん必要なんでよろしく頼みます。


こっからの下市すごくなりますよ。

でも、パルさん、役場、賑わい協議会だけじゃ無理なんで
これ読んでるみなさんの力が必要なんです。

もう役場だけ、パルさんだけ、
がんばってる人たちだけでは下市をなんとかできるもんでもありません。

「なんとかしてくれ」では下市はどうにもなりません。
みなさんの協力が必要です。一緒になんとかしましょう!!!!
下市をええ町に。自慢の町に。自慢したくなる町へ。

具体的にどんな力が必要かと言うと、

KITOあるよ!て友達に言うてください。
友達誘ってKITO来てください。
こんな体験が下市にあるねんててSNSに乗っけてください。
KITOに来てレストランでご飯食べてください。
KITOのマルシェでお土産買ってください。
体験コンテンツあるんで体験してください。
ごんたの湯あるんで温泉入ってください。
ごんた食堂でご飯食べてください。
千石橋にあるアメニティでたこ焼き食べてください。
アメニティにはかき氷とかポテトもあるよ。
川富で夜にお酒飲んでください。
弥助で懐石料理いただいてもろても。

下市にあそびにきぃやと誘ってください。

もしあれやったら下市案内するわ。
あ、もしあれやったら、
下市遊びに来た人に下市案内してください。

あと、ふるさと納税してください。
KITOのマルシェに出す野菜作ってください。
一緒にKITOの前にある農園で野菜作りましょ。

下市町て、家あるのに家ありません。
空き家持ってたら空き家バンクに登録してください。
これだけで人口増えます。まじで増えます。

ネガティブな話題も入れたのは、
死ぬほどがんばってても、現実は厳しいから。
でも、ポジティブな話題なんて
ほんとになかった町に出てきたKITOの話。
これから先はポジティブな話題が尽きない町へ。

ええ町にするには、ひとりひとりの力が必要なんです。
みんながみんな自分のやれることやれば、
どんどん下市は前に進んで行きます。

一緒に前に進めましょう。
ぼくも一緒に前に進むんで。

もう一度これから。
夢みたいな話を現実にしましょう。
何十年先も続く、そんな下市へ。